一つだけ英語表現の本を

このサイトを初めて以来、どのような教材・本を使ったのかという質問をよくいただきます。語彙とか表現集のことについて聞かれて考えてみました。

  • 以前にわたしは語彙を無機質に覚えることはしなかったといいました。それは本当なのですが、数冊ほど表現集の本を使用したことがあります。その中の一つはよく考えてみるとほとんど覚えてしまっていて実践でもかなりよく使用してい表現が多く入っていることを思い起こしました。ちょっと紹介しておきます。
  • 語彙の本というよりも、初・中級者がちょっと英語にしにくい表現を取り上げた本です。著者は松本道弘さんです。ちょっとミーハーっぽい外観の新書版でほんまかいな、と思われる向きもあるかもしれませんが私が日常の会話でよく使う表現は考えてみればここからかなりきているみたいです。
  • 英語の語感を追求した松本さんらしく、非常に英語らしい表現が多く映画などを見ていてもかなり日常的によく使われている口語表現が多いと思います。語感的にはかなりぴんとくるいい表現が多いと思います。ただ、題名にもあるようにあくまでもスピーキングに主に使われる表現です。書き物に使われるような表現はほとんど無いので念のため。
  • 私は初〜中級者の頃に初めてこの本を買いました。説明文を読んでもなぜこういうのか、なかなかぴんとこない表現がたくさんありました。でも今、読み返してみてほとんど、なるほどという感じですし実際アメリカ人などは結構よく使いますので役に立つと思います。また、背景的な説明も書いてあり無機質な感じはしません。
  • ちょっと軽い本を読む感覚で暇なときにみていけるタイプの本です。私もそういう感じで使っていただけなのですが、今見返してみると殆ど覚えてしまっているようです。